社員インタビュー

2021年入社:カテゴリマネジメント

2021年中途入社 総合職
北秋田営業所勤務

担当業務
1年目:
北秋田支店物流課配属
2年目:
営業サポートとデータ分析スタート
現 在:
カテゴリマネジメント

データ分析によるカテゴリーマネジメントで売場を管理

-今の仕事内容を教えてください

2年ほど前から主力得意先様とカテゴリーマネジメント(カテマネ)に取り組んでいます。カテゴリーとは商品の集まりのことで、お菓子で言えばスナックやビスケット、米菓(おせんべい)などの大きな集まりがあり、さらにその中で種類ごとに小さな集まりに分けて、それらをどのようにお買い上げいただいているか、データを分析しながら売場を管理しています。

-具体的にはどのようなことをしていますか

カテマネの手順に沿って、競合を調査したり、売場の問題点を見つけたり、データから見える特徴などを探し出したりして、売上を伸ばす施策を考え、実行します。
具体的な流れとしては、まず店舗の責任者やお菓子担当の方にヒアリングをして、現状の問題点や要望を伺います。その上で、近隣の競合店に行って売場を確認し、得意先様と比較します。売場の見た目の比較だけでなく、商品の種類や数などもデータに落とし込んで分析します。
次に、分析で見えたお客様の店舗の強みと弱みを把握して戦略・戦術を立てます。このカテゴリーのお菓子をもっと強化しましょうとか、ここは強みとなっているので差別化していきましょうといった提案です。また、ID-POSと呼ばれるデータを使って、どの商品が、どのようなお客様に受け入れられているのかも調べます。そして、実際に売場を改善して効果を検証します。

独学でプログラミングや統計学も勉強中

-とても難しそうですが、大変ではなかったですか?

感想としては「面白い」ですね。分析して意味のある数字を見つけたり、仮説を立てて検証し、実際に効果が現れたりすると嬉しいですし、やりがいを感じます。
もともとマーケティングに興味があり、高校・大学で専攻していたので、少し似ている部分はありました。ただ、商品知識が乏しかったので、具体的な施策や戦術を考えるのには苦労しました。
プログラミング言語のPython(パイソン)も独学で学んでいます。ただ、分析となるとコードを書くだけではなく統計学などの知識も必要になるので、本を読んだりして勉強しています。

毎月1週間、九州での研修に参加。大手企業の仕事ぶりを間近で

-毎月1週間、九州に出張されているそうですね

はい。得意先様が開催されている合宿に参加しています。今後の事業戦略を聞いたり、大手企業の方から講義を受けたり、関係するメーカー様やベンダー様と業界の問題点をディスカッションしたり、さらには実際に店舗で実験をしたりして知見を深めています。
大手の優秀な人の考え方や仕事ぶりを間近で見られるのは大きいですね。外の世界を見られるというか。アウトプットの質も速さも違いますし、自分もそこを目指していきたいです。

カテマネを通じて小売業様の力になりたい

-今後の目標を教えてください

データサイエンティストのようになって、小売業様のコンサルタントのような役割を担いたいです。実際に見てみると、まだまだ経験と勘で売場を管理されている小売業様が多いように思いますので、カテマネを通じてそういった企業様の力になっていきたいと思います。

とある1日のタイムスケジュール
  • 8:30出社
  • 9:00担当企業の売上実績把握(デイリー)
  • 10:00担当企業の単店分析や顧客分析
  • 12:00お昼
  • 13:00営業マンのサポート業務や担当企業の単店分析や顧客分析
  • 14:00隔週で取引先様とミーティング
  • 15:00提案資料作成
  • 16:00隔週で社外メーカーや企業様とミーティング
  • 17:30退社