2014年中途入社 総合職
東京事務所勤務
- 1年目:
- 営業事務を経て営業職
- 3年目:
- 商品課で催事情報など担当
- 5年目:
- 商品デザイン、POP、プレゼン作成開始
- 9年目:
- 東京事務所開設・赴任
2014年中途入社 総合職
東京事務所勤務
商品パッケージデザインや販促資料を作成し開発を下支え
商品開発の実務や販促資料作成、社内用の情報共有サイトの運営が主な仕事です。商品のパッケージやPOPのデザインも担当しています。お客様に商品の特徴や魅力をわかりやすく伝え、手に取っていただけるよう工夫して、販売を側面から支えるポジションです。
職場は東京都渋谷区のシェアオフィスです。出身は本社のある北秋田市ですが、2022年に東京に拠点ができたタイミングで引っ越しました。
一つの商品が発売に至るまでには、さまざまな工程が必要で、一人ではできないので営業と開発が連携して進めます。営業は、どんな商品を作ればよいかをデータや市場の動きを見て考えたり、メーカー様や小売業様と交渉して、容量や価格といった販売に直結する部分を決めたりします。一方で開発側は、営業が組み立てた基本要件を元に、本発売に先立って行う試売(試験販売)の実施やパッケージデザイン、販促用の資料やPOP作成などを行います。どちらかといえば裏方的ですが、最初に消費者の方の目にとまるのがパッケージだったりPOPだったりすることを考えれば、よい意味で自分の色を出せるポジションだとも言えます。
開発プロセスのスピードアップに向け奮闘中
大きな課題なのが、開発スピードを上げることです。今は原価の高騰などでお菓子を含む多くの商品の値上げが続いています。消費者にご満足いただける基準がどんどん変わる中で、既存の商品は常に見直しをかけ、さらに新たな商品を提案していかなくてはなりません。データから仮説を立て、小さな実験で確かめた上で本発売するというプロセスをいかにスムーズに、早く回すかが鍵になります。想定通りに進まず詰まったり、関係者間の連絡に時間がかかったりといったことが起こりがちなので、一人で抱え込まず、自分のところで止めないこと、全体の進み方を把握して次の動きに備えることを意識しています。
自分がパッケージを担当した商品がお客様に受け入れられ、ご好評をいただいた時は嬉しいですね。私はデザインのプロではないので、基本的には外部のデザイナーに委託します。ただ、社内で完結させたほうが早いもの、例えば白黒2色でシンプルに商品名だけとか、そういうデザインは自分で作ります。その場合でも、どんな書体を使うか、少ない要素をどうレイアウトするかなどは毎回頭を悩ませますので、発売後に売れ行きが好調ならばホッとします。
また、最近はPOP作成を依頼されることも多くなりました。中小のメーカー様ではすべての商品のPOPを用意できないことが多く、そういう時はサンプルをこちらで撮影してPOPを作ります。もともと趣味として写真を続けているので、おいしそうな皿盛り写真が撮れた時は手応えを感じますし、それを元に作ったPOPが店頭で売上に貢献して、小売業様からもお褒めの言葉をいただくと、次へのモチベーションを感じます。
サクラバは個々の強みを生かし、伸ばす会社
自分の得意なこと、強みを伸ばせる環境があります。私は入社した当初、営業を担当しましたが結果を出せずに悩みました。もう続けられないと思ったこともありますが、担当変更を機会に、もともと好きな写真を商品撮影に生かしたり、イラストレーターの使い方を教わってデザインを始めたりした結果、新たな役割を見つけることができました。これは、苦手なことや嫌いなことから逃げられるという意味ではなく、全体最適を考えて役割を見直し、個々の特性を生かす柔軟性を持っている会社だということです。
常に新たな挑戦を。お客様はもちろん、社内全体にも貢献したい
常に新しい挑戦をすること。まずは開発だけにとどまらず、社内の情報共有や物事を進めるプロセスを、きちんと「仕組み化」することです。仕事をする上で理想的な状態は、何かをする時に何の迷いもなく取りかかり、スムーズに作業を進めていけることです。情報共有であれば、必要な時に必要な情報を社内の誰もが迷いなく取り出せる状態。商品開発であれば、工程や役割分担はきちんと定まっていて、途中で想定外のトラブルが起こったとしても、根拠あるふさわしい判断をして成功に導く状態が最高です。とはいえ、それほど簡単なことではなく、現状では仕組み化されていない部分も多くあります。今はコラボレーションツールなど便利なITプラットフォームもありますので、社内の誰もが共有と連携にストレスを感じることなく取り組めるよう貢献していきたいと思っています。